伊藤俊治 『裸体の森へ―感情のイコノグラフィー』
ISBN:4480022856。他の著作からの引用はほとんどなく、
自説の論拠をあまり示していない。ヌーディズムについて知りた
かったのだが、あまりドイツの歴史から捉えた感じでもなく、な
ぜ精神鍛錬ではなく、肉体鍛錬がそんなに重要視されたのかがい
まいち伝わらず。突如、肉体を鍛えようと発想したわけでもある
まいに。肉体鍛錬を必然たらしめる何かがドイツの歴史にあった
と考えるべきなのではないか。