2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ANGKOR・ 作者: 宮本隆司・ 出版社/メーカー: トレヴィル・ 発売日: 1994/02 宮本隆司の作品。彼は他にも『九龍城砦』、『(新)建築の黙示録』などを出しており、今回取り上げるにあたってもどれにしようかかなり悩んだ。決め手になったのは、彼のカラーの…

写真展の会議は無事丸く収まったようです。ひとまず安心。そして、今日お風呂でふと思いついた案があったから、明日早速試してみるか。

借りた本美学イデオロギーポール・ド・マン 上野 成利 平凡社 2004-12-10売り上げランキング : 128,510Amazonで詳しく見る by G-Toolsこの中の「メタファーの認識論」と「ヘーゲルの崇高論」あたりが興味あるかな。

ここ2、3日は写真展の会議で12時近くまで話し合っています。どっと疲れました。最後のレポートが全然進んでない……。嗚呼…。

トーク「ジョナサン・クレーリ−『観察者の系譜』をめぐって」@photographers' galleryゲスト:遠藤知巳 『観察者の系譜』の訳者による講演会が2/20にありました。そこでの会話はちょっと書くのが大変なので、その会話を聞いた上で、クレーリーの著作に対して…

20世紀の人間たち 肖像写真集1892-1952 ・ 作者: アウグスト・ザンダー・ 出版社/メーカー: リブロポート・ 発売日: 1991/5 今回はアウグスト・ザンダーの作品。この写真集自体はザンダー自身が出版したものではなく、死後に別の人間の手を介して出版された…

やっと、ダントーに関するレポート終わった。早速、次の写真評論のほうに取り掛かる。3000〜4000字くらいにするか。飯沢耕太郎の『デジグラフィ』を借りねば。20日は、フォトグラファーズ・ギャラリーでジョナサン・クレーリーの訳者を呼んで講演会するので…

痕跡の論理―写真はおのれを何と心得るか大嶋 浩 夏目書房 2004-07売り上げランキング : 383,781Amazonで詳しく見る by G-Tools一言で言うと、デジタル写真の登場に対して、その登場が写真の今後にどのように関わってくるのかということを述べた著作。それに…

今日は、左の親不知を抜いた。右の親不知に比べて、結構大きかった。

ダントーの"Artworld","The end of art"、ディッキーの"What is art? An institutional analysis"を原文で、「アートワールド、再び」、「芸術の終焉の後の芸術」を和訳で読んだ。テクニカルタームに注目しつつ、後でそれぞれ要約して書く予定。今は大嶋浩著…

にっぽん劇場写真帖寺山 修司 新潮社 1995-12売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools森山大道の処女作。1968年に室町書房から出版されたものの復刻版である。森山大道の代名詞ともなった「アレブレ」が写真集の至るところに現れている。この写…

ダントーのレポートを書くため、ダントーのアートワールドに関する三本の論文とディッキーの論文を再読しなければならない。ノエル・キャロルとかジェラルド・レビンソンも言及しないと駄目かな。せっかくなので、それぞれの論文の要旨みたいなのをここで書…

今日、親知らずを抜いた。でも親知らずというネーミングは上手いな。と一人感心してた。 昨日のダゲレオタイプとカロタイプの話だが、カロタイプがしばしば現在のネガフィルムに結びつけられ、そのネガフィルムが今度はデジタル写真に比較されるとき、ネガフ…

レポートが三つ。一つはアーサー・ダントーに関して。もう一つは写真評論。最後の一つはコロキウム発表のまとめレポート。ダントーのは「アートワールド」から「芸術の終焉の後の芸術」までをまとめればいいのかな。ディッキーの制度理論などを絡めつつ。写…

今日は、新宿のPhotographers'galleryで今年度最後の授業してきました。ジョナサン・クレーリー『観察者の系譜』の講読がメイン。歴史はナラティブであるというダントーの主張がまさにぴったりと合うような著作。写真史におけるカメラ・オブスキュラの扱いを…

『観察者の系譜 視覚空間の変容とモダニティ』 ・作者: ジョナサン・クレーリー・出版社/メーカー: 十月社・発売日: 1997/11 著者は従来のカメラ・オブスキュラから写真機へと至る技術決定論的・進歩史観的な見方に疑問を呈し、カメラ・オブスキュラの時代(…

給水塔 WASSERTURME ・作者: ベルント/ヒラ・ベッヒャー・出版社/メーカー: リブロポート・発売日: 1992/3 今回はベッヒャー夫妻の「給水塔」。写真の世界において、タイポロジーを開拓したことで有名である。日本では畠山直哉の写真などがタイポロジーに当…

「痕跡」展に行ってきました。展示作品の解説が結構しっかりしてた。久しぶりだな、まともな解説見たの。ジャクソン・ポロックのドリッピングが、キャンバスと身体との間のある種の空間において生み出されるのに対して、イブ・クラインの「人体測定」などは…

来週の月曜までにジョナサン・クレーリー『観察者の系譜』を読まなければならん。彼の著作でもう一冊『アンチ・スペクタクル 沸騰する映像文化の考古学』を明日くらいに図書館に取りに行くか。カメラ・オブスキュラから写真へと至る進歩史観的な従来の見方を…

明日の授業の予習のため、ダントーの著作の一章をざっと読む。あいかわらずの超難解な文章。しかも、誰かの名前を出すんだけど、それが全く知らん人で。起きたら、調べよ。明日は、金曜のドイツ語の和訳を作らなければ。

今日、文京区の図書館貸出カードを作った。これでまた、しばらく写真集借りれる。