今日は、新宿のPhotographers'galleryで今年度最後の授業してきました。ジョナサン・クレーリー『観察者の系譜』の講読がメイン。歴史はナラティブであるというダントーの主張がまさにぴったりと合うような著作。写真史におけるカメラ・オブスキュラの扱いを技術的な視点よりも視覚生理学的な視点で分析し、新たなナラティブを構成しようとしているのは大変興味深い。