来週の月曜までにジョナサン・クレーリー『観察者の系譜』を読まなければならん。彼の著作でもう一冊『アンチ・スペクタクル 沸騰する映像文化の考古学』を明日くらいに図書館に取りに行くか。カメラ・オブスキュラから写真へと至る進歩史観的な従来の見方を疑問に付し、両者の大きな断絶(18世紀と19世紀の間にある感覚に関する考え方の違い)に注意を向ける。19世紀以降の生理学による視覚の自律化(感覚の独立化)などは非常に興味がある。