@ギンレイ

ミリオンダラー・ベイビー」と「コーヒー&シガレッツ」を見る。前者はアカデミー賞を取ったということと、「ボーイズ・ドント・クライ」に出ていたヒラリー・スワンクが主演女優をしていたということで見たが、う〜ん、いまいちくるものがなかった。ヒラリー・スワンク演じる女性がいかに誇り高く生きているかをもっと描かないと最後のシーンで説得的な効果を出し得ないと思う。「ボーイズ・ドント・クライ」のほうが・・・。
コーヒー&シガレッツ」は良かったなあ。スティーブ・クーガンって「24アワー・パーティー・ピープル」に出てた人じゃん、と劇中で教えてもらった。スパイク・リーじゃなくてスパイク・ジョーンズイギー・ポップトム・ウェイツのやり取りもいいね。オープニングとエンディングがもうこの映画好いって思わせるんじゃないかな。インディ500とステラがぐるっと回る。
DVD「誰も知らない」
こういう映画が一番怖いね。ゲーセンで知り合った同い年の子達を家に呼んで遊び惚けていくうちに、いつの間にか部屋も兄弟姉妹関係も滅茶苦茶になっていく・・・。ああ、崩れてしまった・・・と思った。母親役にYOUっていうのが一番の鍵だったりするのかも。憎めなさが伝わってくる。どんなに世間的にはひどいお母さんでも、あの子達はお母さんが好きなんだろうなというのが分かる。個人的には長女役の女の子に動揺させられてしまったよ。