マシュー・バーニー拘束のドローイング9」@渋谷シネマライズ
「なぜ日本なのか?(しかも、なぜ「日本の伝統」なのか)」「なぜビョークなのか?」、これが分からないと、何か腑に落ちない。バーニーがビョークと恋仲だから、起用したのか?ううむ。
【追記】人づてに聞いたところ、どうやらこの映画のテーマは、「拘束に対する解放」だそうで。バーニーさんがそう言ってるらしい。そう考えると、海女さんのシーンや、正座のシーンが何となく分かりそうかも。海女さんのシーンでは、重しという拘束と、浮力という解放で、正座のシーンでは、正座が負荷であり、脚崩しあるいはシビレが解放、ということかな。今思い返してみると、「脚」がポイントだったのかと。人間と鯨は同じ哺乳類なんだけど、片方には脚があって、もう片方には脚がない。それが、あのショッキングなシーンと結びつくんじゃないかな。人間→鯨ということで。それに、「拘束に対する解放」というのも、脚と結びつきやすい。