浅田政志さんの展覧会「浅田家 赤々・赤ちゃん」@AKAAKA(清澄白河)観てきました。新作も発表していたので、それを観るのがメイン。
新作は浅田家以外の家族を撮影したシリーズなのですが、浅田家のシリーズの流れ(「なりきり」写真?)で撮るのか、新たな手法で記念写真を撮るのか、まだどっちつかずの印象。家屋の解体作業を写した写真は浅田家のシリーズの流れを継承している印象を持ちましたが、プロペラ機に乗った家族の写真は「なりきり」写真というよりは「普通」の記念写真の体裁になっていたように感じました。狙って「普通」性を演出しているのならいいのですが、どうもそんな感じではなさそうです。新作として発表するにはまだまだ練り込みが足りないかなと。
それから、恵比寿のナディッフで小山泰介さんの展覧会&トークショーを。5月2日にCAMPで良知さんがトークするのですが、そのトークゲストに小山さんをお呼びするという知らせを受けたので、気になっておりました。ちなみに、2日のトークの詳細は以下のサイトでチェックしてください。お時間ある方は是非、予約してお越しください!
http://ca-mp.blogspot.com/2009/04/talk-0502.html
「情報としての写真」「体験としての写真」「作者と写真」「デジタルとネット」「写真と他メディアとの出会い」等々のトピックが出てきて、なかなか面白いトークでした。2日のトークでは「Medium-Specificity」や「tag,archive」についてお二方がどう思っているのか聞いてみたいところ。