第10回大正イマジュリィ学会全国大会@國學院大學を聞きに行く。
基調講演を聞きながら、大正天皇御真影について何か言えることないのかなと漠然と考える。シンポジウムでは、今回のテーマである「大正デカダンス」のうち「デカダンス」の定義を色々と議論していたが、そもそも「大正」のほうはどれだけ話し合われたんだろうかと思う。学会に参加したのが今回が初なので、すでに議論が尽くされていたならば、すみません。


「病気」がひとつのキーワードとして出ていたが、大正天皇の「病弱なイメージ」(必ずしも同時代的に流通していたイメージではないらしい)は全く関係なかったのだろうか?デカダンスという言葉が同時代的にはあまり使用されていなかったということだが、それは大正天皇崩御後の「大正イメージ」の創出ということはないのだろうか?


ということを考えながら、手当たり次第に大正天皇関連の書籍を図書館に予約している。