2004-09-07 ■ 日常 グッドマンの『世界制作の方法』は比喩と字義通りさを巧みに使って、世界を発見するのではなく、制作していく過程を描いているが、これをもっと急進的にしたのがド・マンなのかなあ。でも結構、自分の研究に応用できそうな視点があったので、読んでおいてよかった。やはり「比喩」という要素は重要なのだな。ロザリンド・クラウスがこの「比喩」という問題で語っていてくれれば、なおよしなんだが……。この後、二、三冊日本語の文献読んだらいよいよ欧文の文献に着手か。