グッドマンの『世界制作の方法』は比喩と字義通りさを巧
みに使って、世界を発見するのではなく、制作していく過
程を描いているが、これをもっと急進的にしたのがド・マ
ンなのかなあ。でも結構、自分の研究に応用できそうな視
点があったので、読んでおいてよかった。やはり「比喩」
という要素は重要なのだな。ロザリンド・クラウスがこの
「比喩」という問題で語っていてくれれば、なおよしなん
だが……。この後、二、三冊日本語の文献読んだらいよい
よ欧文の文献に着手か。