タイガー&ドラゴン 芝浜の回」見た。10時50分になっても、まだオチに向かう気配がなく、90分拡大版?とか思っていたが、最後の15分くらいで怒涛のようにエンディングへとなだれ込んでいく様は、まさに落語そのもの。落語をテーマにしつつ、ドラマの構造自体を落語の構造に仕立てるのは並大抵のことではない。いつからか(高校から?大学から?)忘れたが、NHKラジオの真打競演を毎回聞いていて、ギター漫談(シンセサイザー漫談も!声からの勝手なイメージだが、俳優の陣内孝則を連想させる人物)やら漫才やら物まねやら、でも最後の落語でうまくカタルシスを得るのが楽しみだった。この「芝浜」もやってた記憶がある。最近聞いてないなあ。新宿末廣亭とか、満員御礼になったりするのかな。このドラマはお勧めです。