昨日は写真漬けの一日。
15時から成城大学でブクローのジェームズ・コールマン論の発表を聴く。コールマンの様々なメディアを使った表現に対して、シアトリカリティ、歴史的物語、図像的再現等の用語を用いて分析するという内容。モダニズム、ポスト・ミニマル・アート、コンセプチュアル・アートとの関係も美術史的視点から論じられている。英語が非常に読みづらいという最大の難点があるが、辛抱強く読んでいく予定。
その後、19時からCAMPで良知さんと小山さんとのトークを聴きに行く。「abstract」という用語を写真の批評用語として定着させるには、まだまだ多くのステップを踏む必要があるかな。でも、それをするに足る力を持った用語だと思います。とりあえず、Walead Beshtyの"Abstracting Photography"とGeorge Bakerの"Photography and Abstraction"を四谷写真研究会で読むことにしよう。以下のサイトでpdfをダウンロードできるので、興味のある方は是非。まあ、ひとまず、訳すことにするか。8ページ程度だし。
http://wordswithoutpictures.org/main.html?id=343