「写真家 石川真生 沖縄を撮る」@横浜市民ギャラリーあざみ野を観る。3つのシリーズから構成された本展だが、入って最初の部屋に展示された《熱き日々 in オキナワ》(1975‐1977年)のシリーズから一気に見入ってしまった。画鋲の刺し傷が残るヨレヨレのプリントを見ると、時間の経過を強く感じる。スライド・ショーも当時の洋楽(間違っていたら、すみません)を流しながらの上映であったが、単なる過去への憧憬ではなく、過去を今この場へと連れ出すような印象を受けた。