・野村次郎「峠」@新宿ニコンサロン
・読売新聞中部支社展「神宮の四季」@新宿ニコンサロン
・中村卓哉「Umi−Jiten 海の辞典」@エプサイト
・関薫「線の記」@third district gallery
・瀬戸正人「Cesium 11」@place M
・本杉芳一「アジアの匂い」@place M
・TPPG member exhibition「PORTRAITS」@totem pole photo gallery
・山本渉「Drawing a Line/線を引く」@photographers' gallery


を観る。


「Drawing a Line/線を引く」は、画面中央に走る「線」(いくつかの写真では画面横から線が現れジグザクに折れているが)をどのように捉えるかで、様々な読み取り方ができる。「between」であれば、境界や結界、すなわち日常世界と不浄世界(聖域)を分かつ線。「on」であれば、線の先とつながっている命綱。「in」であれば、線の先へと誘われる導線。それは、撮影の舞台となっている山とも関係しているのかもしれない。立ち入り禁止という境界線もあれば、迷子にならないための誘導線もある。区切る線と引っ張る線。聖域と世俗、あの世とこの世。区切り、引っ張る。