昨日、指導教官と今後の研究の話をして、卒論で出した感
じの研究方針ではちょっと美学の論文としては厳しいと言
われ、悩む。
まずは研究方針として、4つくらいを想定してみる。
1)ベルメールの相互交換可能性とメルロ=ポンティのキアスム
 との親和性と対立性
2)ベルメールの写真論
3)クライスト、リルケなどの20世紀以前の人形論とベルメール
 の人形論との比較
4)シュルレアリスムにおける肉体観(1と関わるかも)
今は授業でリルケの人形に関する詩を読んでる最中。メル
ロ=ポンティの著作も来週借りる予定。後はDantoのメイプ
ルソープ論やシンディー・シャーマン論を読むかな。4)を
どうするかってのがやはり大きな問題になってくるな。
哲学的ディスクールに乗せて議論するってことをしないと
いかんわけで(受け売りです)。ベルメールは別に哲学者
でも美学者でも何でもないし、国内外問わずあまり研究が
されているわけでもないので、更に扱うのが難しい。
もちっと煮詰めねば!