長らく更新が滞ってしまいました。すみません。院生なの
に試験勉強に明け暮れてしまいました。情けない。ドイツ
語の試験が曲者だった。
>s-showさん
コメントへの返事がだいぶ遅れてすみません。まだここを
見ていてくれれば嬉しいです。
新約聖書ラカンの話、非常に面白いですね。神の恩寵で
は、やはりベルメールの作品を説明するのはちょっと難し
いですね。トランスジェンダーのほうがしっくりくるよう
に思われます。でもそうすると、恩寵の主体(例えば神)
を何としてとらえるかが問題になると思います。エロティ
シズムですと、それは神と同列に扱えるかという疑問が残
ります。ラカンベルメールの著作を読んで、何かコメン
トをしたらしいという情報はどこかで見たのですが、その
裏づけが取れてないんですよね。ラカンベルメールの影
響関係も明らかにしたいところです。「恩寵〜」には位相
の異なる要素が混在していて、それを丁寧に峻別していく
必要があるとは思うのですが、そうしたとたんに二項対立
の罠にはまってしまいそうでなかなか難しいです。
『イマージュの解剖学』復刊ページのアドレス
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=18050