>s-showさん
デュシャン展の講演に参加されていたんですね。結構、会場の席が埋まったのを見ると、講演目的で来た人も多かったのですかね。卒論のときに、ベルメールの第一の人形の序文だったかにあった「四次元」という言葉が丁度写真との関係で述べられていたのですが、その由来が調べきれず、未来派宣言から借用してお茶を濁したのですが、デュシャンにも四次元という言葉の使用があったことを聞いて、もう一度調べる必要があると思いました。視覚経験を超えた非再現性というと、ベルメールなら折り重ねられた肉体の描写であったり、アーバスだと「異常さ」(もっといい表現があると思いますが)なんかがさっと思い浮かびますが、s-showさんが想定しているのとは違うのかも。その論説は未見ですが、森山大道の作品に関する情報として、有名な「犬」の写真があるのですが、それは右向きであったり左向きであったり、つまり裏焼きしているものもあり、それは森山の気分次第でどちらかにするみたいなことがあるそうです。それはある意味、撮る行為を超えたものであり、「見る」ということもそこに関係しているのではないかなと。
後者のドイツ語の展覧会図録いいですね!!早速探してみよう。国際シュルレアリスム展のマネキン写真は二点ぐらいしか今まで見たことがないですからね。
ちょっと前から、ずっと考えていたこと。それはデジタル一眼レフで撮った画像にレンズの種類、シャッタースピードや露出補正など細かい撮影情報が付いていたのを見たとき。これに場所のデータも付けれればいいのではないかと。つまりGPS機能がカメラに内蔵していれば、どこで撮影したかをわざわざ控える必要はないし、旅行のときなどは重宝するかなと。でもGPSは今はまだ高いらしく、今すぐにとはいかない。それで、次の策として携帯電話と接続して、携帯のGPS機能を利用するとか。それなら、新たにGPSをカメラに搭載する必要はないし。もう、こういうことはキャノンとか考えてるかな。結構、いい機能だと思うんだけど。