パリに行ってきました。まずは、5月8日から9日まで。


これは、どちらもトランジットで立ち寄ったモスクワ空港で撮影したもの。夕日が丁度良くて、映画のライティングみたいになっています。ジェフ・ウォールやフィリップ・ロルカ・ディコルシアみたい?かも。

宿は、パリの南に位置するモンパルナスに取りました。上の写真は、モンパルナス駅。この駅の真ん前にモンパルナス・タワーがそびえ立っているのですが、その足元には古びたアトラクションがぽつんとあったりして、何とも不思議な感じでした。あ、宿のすぐ近くにアンリ・カルティエ=ブレッソン財団(H-C-B FOUNDATION)の写真館があったり、カルティエ財団現代美術館があったりと、なかなか良い場所に宿取りました。

8日の深夜にパリに到着したため(タクシーでシャルル・ドゴール空港から40分くらいかな。料金は55ユーロくらい。ちと高め。)、実質的にパリ散策開始したのは9日からでした。モンパルナスの写真も9日。モンパルナスからテクテク北に歩いて行って、ナポレオン・ボナパルトの棺があるというアンヴァリッド(実は中入ってません…)の脇にあるロダン美術館へ。これがパリ散策で最初に入った美術館。上の写真は、ロダン美術館の中庭。写真では少し分かりづらいかもしれませんが、天候は小雨。なので、中庭に出ている観光客も少なく、無人の庭を撮ることができました。池(?)の中央の彫刻をよく見てみると、お尻なんですよね。巨大にプリントしたら、ちょっと面白そう。

これも、ロダン美術館の中。左側の老人夫妻が何とも好い感じ。

これも、ロダン美術館。美学でリルケの授業を受けていた人なら、よく耳にしたはずの「鼻のつぶれた男」の彫刻。つぶれ具合をちょっと強調してみようと、横から撮ってみました。こうしてみると、結構なつぶれ具合ですね。正直、入館する前まではロダン美術館ってそんなに期待していなかったのですが、全然そんなことはなく、非常に胸躍る鑑賞体験になりました。特に、何点か気に入った作品があり、写真も撮りましたが、秘密にしておきます笑。

それから、ヴェルサイユ近くにあるジュー・ド・ポーム目指して再び歩き出し、アレクサンドル3世橋を越えて、無事たどり着くも閉館…。いや、「シンディ・シャーマン展」の準備があることは分かっていたけれども、中くらいには入れると思っていたんですよ。あわよくば、カタログ買えるかもなんて。その考えが甘かった。結局、セーヌ川沿いを西の方にテクテク歩いて、一路パレ・ド・トーキョーへ。そしたら、工事中のパリ市立近代美術館に到着。上の写真は、落書きされた工事現場の壁。よく見ると、人が写ってます。