6月に入って、すぐにいろいろとありました。まずは、6月1日に「日本沈没」という映画のモニター試写会に行ってきました。そして、6月5日の夕方から「METAL A HEADBANGER'S JOURNEY」の試写会を見て、深夜に夜行バスで名古屋へ。7日のうちに、金山駅にある名古屋ボストン美術館で「アメリカ近大写真のパイオニア」展の第2弾アルフレッド・スティーグリッツを見て、愛知県美術館東松照明の「愛知曼荼羅」展を見、最後に名古屋市美術館に立ち寄る。ニキ・ド・サンファル展が、まだ始まっていなかったのが残念。名古屋市美術館学芸員の方達とひつまぶしを食べに、代官町へ。夕食会の終了後は、ホテルに戻り即就寝。翌日の8日の昼には、もう昼行バスの車内に…。パリといい、名古屋といい、展覧会のみの旅行が最近多いなあ。

コメントくださった方々、返信が遅れてしまいすみませんでした。
>sea1900さん
ありがとうございます。相当の枚数(500枚近く)を撮影したのですが、ほとんどが駄作というか、到底人様に見せられるようなものではなかったので、お蔵入りにしてしまいました。自分なりのパリの都市写真が撮れるかなと期待したのですが…。ある程度、居住しないと駄目なのか、そもそもパリという町自体に自分がそれほど惹かれていないのか…。これからも何度か立ち寄ってみたいです。
>bakabonさん
非常に貴重な情報を書いて下さり、本当にありがとうございます。bakabonさんがベルメールの墓の大まかな場所を記していただいたおかげで、比較的すぐに見つけることができました。ウニカ・ツゥルンの自殺現場には結局行けなくて、それが今回の旅行の心残りの一つになっています。次回は、必ず。
ベルメール展等の追加情報の(3)として挙げられている、「ツュルンの「緊縛」写真はSM的緊縛写真ではなく、描線による肉体の分断・アナグラム的増殖表現の3次元実験であったという解釈による展示(僕もこの立場が正解だと思います)」というのは、まさにその通りだと思います。ただ、そこで写真の使用が問題となってくるような気がします。あの写真は、単なる記録写真であったのか、あるいはそれとも何か別の理由があったのか…。(4)(5)に関しては、ちょっと自分自身でも考えてみたいところです。如何せん、観に行った日が、一番体調が絶不調で、フラフラになりながら、展覧会場を回ってました…。大学の先輩が今年の9月辺りにイギリスへ留学するので、イギリスでの展覧会はちょっと気になるところ。
私の展覧会評は、近日中に載せたいと思います。そう言って、まだ一行も書いていないのですが汗。再び「正方形」の問題を中心に書こうかなと。
個人蔵の作品をいかに拾い上げていくか。これは、常に芸術関係につきまとう問題ですね。特に、私の所属する美学という学問領域は、コレクター等とのパイプが全くないという状況なので、危機的な状況にあると思います。そうしたパイプを作っていくこともこれから必要なのではないかと思っています。
ビョークとナン・ゴールディンのコラボ見ました。でも、あれは二つ揃ってでないと。ビョークの歌声大好きですが、やはりナン・ゴールディンのスライドショーが…。あ、ベルメール展の注意書き、私も読みましたよ!R指定の展覧会?(年齢制限ありましたっけ)なんて、日本じゃまず考えられないです。