2月3日の第10回PG講座「写真を編むこと」の紹介はもうすでに載せましたが、2月4日の第11回PG講座の詳細がPGの本サイトに掲載されましたので、こちらでも紹介を。

第11回 photographers' gallery講座

連続講座
「不確定地帯――コンセプチュアル・アートと写真」(全5回)

第二回「メル・ボックナー Mel Bochner」
講師:林道郎(美術批評)
司会:斎数賢一郎

2007年2月4日(日) 16:00〜
受講料:1000円 定員:25名

コンセプチュアル・アートと一括りにされるようになった運動には、様々に違った制作態度が併存していた。概念を作品の本質と基底し、現象としての作品を二次的な写しや単なる手段と見なす立場もあれば、概念と現象の相互規定的あるいは相互違和的な関係にこそ着目しようとする立場もある。メル・ボックナー(Mel Bochner)は後者を代表する作家であり、しかも写真というメディアをその探求の重要なフィールドとして選んでいる。そのボックナーの写真とのかかわりが提起する諸問題について、彼のドローイングやインスタレーションなどとともに様々な角度から考察してみたい。

開始時間がいつもと違って16時なので、行かれる方はご注意を。講座後には急いで神楽坂に行かなければならないので、前回の疑問を林さんに聞くために早めにPGに行こうかな。