・齋藤陽道「せかいさがし」@青山ゼロセンター
・斎藤りこ「深海」@ギャラリー・シュハリ
・五十嵐岳彦「五十嵐岳彦展」@トーテム・ポール・ギャラリー
・原 陽子「揺」@プレイスM
・近藤加菜子「体温のありか」@プレイスM
・瀬戸正人「Silent Mode [the doll2] 」@プレイスM
・小原里美「SWEDEN」@蒼穹
を観る。


斉藤陽道写真展「せかいさがし」でのスライド・ショー上映、ディゾルブの長さ・タイミングといい、重なり合うイメージ同士の呼応といい、とても緻密に用意されているという印象。ただ、ループ(ディゾルブ形式で進むなので、よりループ感が際立つ)というかたちが適切だったかどうかは少し考えてみたい。タイトルやエンドクレジットをつけなくても、一度(あるいは何度か)完全にブラックアウトする時間を設けることで、ループ感は減退して生のバイオリズムに少し近づくような気がする。