s-showさん
情報ありがとうございます。7000円弱ってところですかね。
探してみます。
「The Doll」は僕も今回が見るの初めてですね。なので、
前回とどれくらい違いがあるのかは分からないのですが、
Blaue Katzeさんもしその事情を知っていたら教えてもら
えないでしょうか笑。…すいません、調子に乗りすぎまし
たね。僕は完全に資料的価値で購入したのであれですが、
確かにかなり「美的」に構成はされてますね。「写真集」
の方は前に一度見たのですが、濃度や色調まではちょっと
覚えていません。ただ、可能性としては一つに、本からの
複写であるため画面がかすれていたり、黒がしまらなかっ
たりしたということ、もう一つに、フォトショップ等での
加工(コントラスト調整や色調補正)がうまくなかったこ
とが挙げられるかと。ただ、研究書の図版もかなりコント
ラストを上げているように思われます。実際にベルメール
が意図して選択した色調やコントラストがどれほど守られ
ているかは疑問です。
『写真の誘惑』読み終わった。筆者はバルトの写真論を
「写真におけるレフェランと現実の区別しがたさに、『純
粋な現実』というありえないものを想定して」いると批判
しているが、最終的にはメープルソープの写真に関して、
「生も死も比喩ではなく、字義どおりのあらわれ方をして
いる」と述べてしまう。「字義どおり」とは何を指すのだ
ろうか。それは「純粋な現実」とは違うのだろうか。あく
までも比喩として経過したのちに字義どおりになるのでは
ないだろうか。
『美学と現代美術の距離』はダントー分析哲学に関する
研究書で、かなり期待大。