BunMay2005-07-02

「LIVE8」に行ってきました。いやあ、長かった笑。六時間オールスタンディング。ちょっと足にきました。出演者は、演奏順に「RIZE」「McFRY」「Good Charlotte」「DREAMS COME TRUE」「Bjork」「Def Tech」「Do As Infinity」の七組。日本のアーティストも出てるのに、はかったように全部横文字。
RIZE」が一番手だったが、やはり客層がBJORK目当てむんむんだったので、あまり観客もノッてなかったような・・・。でも、RIZE自体の演奏はなかなか良かったと思う。多分。二組目は「McFRY」。アイドルグループ?。なんというか、随分昔の曲調な気がした。カルチャークラブとかが歌ってそうな、そんな感じ。こういう曲がイギリスでチャートの上位にくるという事実を知って、驚き。三組目は「Good Charlotte」。ボーカルは唾を天に吐くのが癖。日本のことわざ知ってるのかな。結構日本語がお上手な方たちだった。「Are you waiting for Bjork?」にはうけた。曲?結構正統派な感じがしたなあ。あともう一ひねりして、独特な感じが出ればというとこかな。いよいよ四組目に「DREAMS COME TRUE」の登場。やはり舞台慣れしてるなあ。客の盛り上げ方をよく知っている。「LOVE LOVE LOVE」は日本語ヴァージョンにしたほうが良かったな。世界放送用に英語ヴァージョンで歌ったのかな。五組目はまさかの「Bjork」。トリを務めると思ったが。オーケストラがまず先に出て、「Pagan poetry」(?)のイントロを演奏してたが、途中で止まってしまった。もしや、Bjork欠席?みたいな感じが漂ってた笑。それからしばらくして、無事Bjork登場。一番盛り上がってたなあ。イントロが流れた瞬間、人が前のほうに押し寄せてきたけど、そんなのは前の組ではありえなかったからな。新しい曲以外にも「Joga」「Hyper Ballad」など過去の名曲を演奏して非常に満足。マシュー・バーニーの個展のために来日したそうなので、金沢21世紀美術館で開催されるマシュー・バーニーの展覧会にも行ってみてはいかがでしょうか。六組目は「Def Tech」。これは思わぬ拾い物。CMでも流れてるので、一度は聞いたことがあるはず。結構、良かった。でもBjorkの後ってのはやりにくいよなあ。実際、半分くらいBJork終わったあとに帰ってたんじゃないかな。それでも、ノリのいい曲で観客を沸かせてくれました。二人組の片方の日本人は、9.11テロのときに世界貿易センターの目の前にいて、走って逃げたそうです。強烈な印象だったんだろうな。彼らの曲は政治的メッセージの強い曲が多かったように思われる。トリは「Do As Infinity」。ボーカルの子がちょっとぷっくらしちゃって、安達由実に似てた。曲もそんなに悪くなかったが、やはりトリを務めるほどの力はまだないのか、ノリがいまいち。演奏者順をもっときちんと配置すべきだった気がする。
最後に、ペットボトル持込禁止は、事前に知らせて欲しかったなあ。六時間「オールスタンディング」ということで、意図を汲み取れということだったのか。「六時間」オールスタンディングとこっちは汲み取ったよ。それにしても、でかいゴミ箱にペットボトルが次々と棄てられていくのを見ると、哀しくなってきた。貧困国では水の取り合いで衝突し、死傷者まで出すのに。当日会場で身分証提示してチケットを配布することで、ダフ屋の締め出し=富める者の利益の独占禁止を徹底して行なったのに、最後に詰めが甘かった感じ。あと、すごい細かいことかもしれないけど、「ホワイトリング」が「Made in China」というのはどうなの?ひっかかるんだよな。
一万人もいたかなあ。